青戸腎クリニックでは、「腎不全という病気を治療するのではなく、腎不全患者様という病人を守る」ということを診療理念として、透析医療を行っています。

私は慈恵医大で約20年間、腎臓内科に所属し、多くの透析患者様と関わってきました。
透析医療では腎臓だけでなく、他の合併症など患者様の身体すべての状態を考えなくてはなりません。さらに、家庭や仕事など社会生活も考えて治療を行う必要があります。
これほど、慈恵医大学祖高木兼寛先生の教えである「病気を診ずして、病人を診よ」の言葉が適する分野はありません。

青戸腎クリニックでは、個々の患者様の身体の状態、社会環境に合わせたきめ細かい透析医療を提供することを目標として診療を行っています。
ただし、これは患者様の希望を最優先するというわけではありません。患者様には、合併症予防を目的として厳しい指導をすることも多々あります。その結果、将来的にも質の高い生活を維持することができるからです。また、このことが「腎不全患者様という病人を守る」ことにつながると信じております。

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